岩手県が介護保険事業所を取り消し
岩手県は平成18年12月8日、基準で定められている介護支援専門員(ケアマネジャー)がいないのに、利用者のケアプランを作成し、介護報酬を請求した指定居宅介護支援事業所あんじゅうと、同事業所を運営する特定非営利活動法人(NPO法人)あんじゅうの介護保険事業所指定を取り消しました。岩手県内の指定取り消しは4件目となりました。
不正請求額は約62万円。保険者の盛岡市、花巻市は不正額に40%を加算し、事業所に対し返還請求する方針です。
<平成18年12月8日・岩手日報より一部引用>
介護保険制度の隙を突いたり、悪用するケースは今後も明らかに増加するでしょうね。
介護保険制度を複雑にしすぎた国にも責任はありますね。一般の方にとっては分からないことばかりで、専門家にケアプランなどを任すしかありませんからね。
今後は介護システムの簡素化、介護事業者の管理を徹底するなどして、高齢者が安心して介護を受けられるようにして欲しいものです。
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