2005年の有料老人ホーム34.5%増
厚生労働省が2007年2月13日に発表した2005年の社会福祉施設等調査結果の概況によると、主に営利法人が運営している有料老人ホームは前年(2004年)比「34.5%増」の1045施設から361増えて1406施設となっていることが分かりました。
ちなみに2004年の増加率は「50.6%」でしたので、増加率は下回ったことになります。
また有料老人ホームの入所者数は、前年(2004年)比「14406人増(26.0%増)」69867人となっています。
特別養護老人ホームは4.6%増の5535、有料、特養のほか軽費老人ホームなどを含む老人ホーム全体は7.0%増の9871施設となっています。
2000年から介護保険制度が導入され、2000年から有料老人ホームの施設数は350から約4倍、入所者数は26616人から約2.6倍になりました。
2000年から都道府県の指定を受けた場合は有料老人ホームも介護保険の給付対象となったことが施設数増加のもっとも大きな要因ですが、「1人暮らし・夫婦2人暮らし」の高齢者が増加したことも需要が増えた大きな要因のようです。
※調査時点は毎年10月1日現在。
<平成18年2月13日・四国新聞より一部引用>
正直いって、いままでは老人ホームを街中で見る機会はそれほどありませんでしたが、確かにここ数年でよく見かけるようになりました。
ただ有料老人ホームの数が急激に増加したため、最近は中々都道府県の指定を受けることが難しくなっていますね。
それでも需要が今後も増えることは確実ですので、これから施設数はまだまだ増えていくでしょうね。
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