老人ホーム支配人が130万円だまし取る
愛知県警愛知署は2007年4月7日、愛知県長久手町の老人ホーム入居予定者の連帯保証人から入居費用約130万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで同県豊明市前後町善江、同ホーム支配人「田川正樹容疑者(48)」を逮捕、送検したと発表しました。
愛知県警愛知署は、田川容疑者が老人ホームの他の入居者らからも入居費用など計約2,000万円をだまし取ったとみて、余罪を調べています。
調べでは、田川容疑者は2007年3月中旬、入居予定の母親(85)の連帯保証人だった無職男性(65)に、本来は振り込み入金する入居費用を「現金で支払えば、わたしが会社に納めておく」と嘘を伝え、約130万円をだまし取った疑い。
老人ホームの内部監査で発覚し、4月4日に同署に届けた。田川容疑者は調べに対して、「競馬に使う金が欲しかった」と供述しています。
[平成19年4月27日・nikkansports.comより一部引用]
老人をだました犯罪は許せませんが、悲しいことに老人をターゲットにした犯罪が多いのも現実です。
しかも今回は、老人ホームの支配人が、入居者をだました犯罪なので、より許せません!
普通、支配人に「振込ではなく、私に入居費用を払えばいいですよ」って、言われれば普通信じますよ。しかもこんなこと、遅かれ早かれ絶対バレると思うのですが、一体何を考えているのか。。。
今回の被害総額は「約2,000万円」に上ると見られていますが、このようなことが他の施設でもある可能性は否定できませんね。
老人ホームなどの老人施設は、もう少し細かくチェックできる体制が望まれます。
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