有料老人ホームの費用
有料 老人ホームでもっとも多いトラブルが「費用」についてです。そこで有料老人ホームに入居した場合にどのような費用が必要になり、どれほど費用がかかるのかを事前に確認し、知っておくことがとても大切になります。
有料老人ホームの費用一覧
- 有料 老人ホームに入居する際にかかる費用
- 有料老人ホームは主に民間業者が運営しており、費用はそれぞれのホームの「設備・サービス・場所」などによってかなり大きな差があるのが現実です。
- 入居金（入居一時金）
- 入居金（入居一時金）とは、その名の通り入居する際に必要な費用のことで、入居後、一定期間で償却され、償却前に退去、死亡した場合には、一定額が返還されることとなります。
- 入居金（入居一時金）の保全義務
- 「平成18年4月以降」に開設された有料老人ホームには、入居一時金などの前払い金がある場合は、「500万円or返済債務残高」のうち、低いほうの全額を保全しなければならないと定められています。
- 入居金（入居一時金）のクーリングオフ
- 有料 老人ホームと契約した場合でも、「契約から90日以内に契約を解除した場合は入居一時金は全額返還」、いわゆるクーリングオフできることとなっています。
- 有料老人ホームの月額費用
- 有料老人ホームに入居すれば「月額費用」がかかります。この月々かかる費用は、各ホームによって異なりますし、どこまでが月額費用に含まれているのかも異なりますので必ず契約前に確認することが大切です。
- 介護保険自己負担金
- 有料老人ホームに入居し、介護保険を利用した場合は、「1割」が自己負担額となります。ただ、「介護付有料老人ホーム」に入居した場合と、「住宅型有料老人ホーム」に入居して介護保険を利用した場合ではサービス料が異なりますし、要介護度によっても異なってきますので事前に確認しておきましょう。
- 上乗せ介護料
- 上乗せ介護料とは、介護付有料老人ホームなどの、「特定施設入居者生活保護」を受けているホームが、施設内の介護スタッフの人員を増やしている場合に、その分の人件費を上乗せして徴収する費用のことです。
- 個別契約サービス料
- 個別契約サービス料とは、そのホームでの基本的なサービス以外に、個人的に別途、契約しているサービス料のことで、趣味に付き添ってもらったり、買い物に付き添ってもらう場合にこれらの契約を交わし、徴収されます。
